人は何を想い、感じ、行動しているのか

深草の 野辺の桜し 心あらば 今年ばかりは 墨染めに咲け*1


昨日のこと、色々と誤解があった。
相手とは何のコンタクトもとっていないのだけれど、冷静になっていただいた文を読み返してみた。
昨日とは気持ちが変わっていたからか、書かれた文章を別の意味で読み取ることが出来た。


上記の歌のように、自分以外の存在に何かを望むことは簡単だ。
私は他人の望むことや望まないことを気にして生きてきた。
他人の望むことは自分の望むことよりも大切なことで、他人の望まないことも、自分の望みと合わなくても、そちらが大切だと信じてきた。
その考えは簡単に変えることはできないけれど、自分が幸せになるために最優先することではないような気がしてきている。

*1:詠み人:上野岑雄。訳:深草の野辺の桜よ、もしお前に人間と同じ心があるのならば、今年だけは墨染めの色に咲いてくれ