昨夜はきっと疲れていたのだろう。
きっと眠りたかったのだろう。
けれど、約束は守らねばならない。
相手の都合で守ることができなかった場合、私は許されるのだろうか?


リネ落ちしてすぐだったから24時半頃か・・。
遅い時間ではあったけれど知り合いにメールを送った。
まぁ、メールなんてものは、すぐに見なくていいものだと私は思っているので、朝起きてから見てくれればな、と送ったんだ。
けれど、知り合いは起きていたらしい。
そして何故か、雨が降っているにも関わらず、外でビールをあおっていたらしい。
私がベッドへ移動した時に、電話がかかってきた。
「寝てた?」
メールを送って1分で寝る人間はそうそういないのではないか?
起きていてよかったと思った。
寝てしまったら、電話の音程度では起きられそうになかった。
特に用事は無かったらしい。
1時間ほど内容の無い話をして、電話を切った。
きっと、寂しかったのだろう。
わざわざ外出して、雨の中で独り飲む必要なんてないのだ。
それも公衆電話を使う必要もね・・(雨だったからか?)。
あまり眠ることができなかったけれど、疲れも取れていないけれど、どうして心は重くないのだろう。
頼りにされるとはいいことだな。