お預け

しおき【仕置き】
①みせしめのため、法によって人を処罰したこと。
②子どもを懲らしめる為に取る(きびしい)手段。
    三省堂『国語辞典』より


仕置きの中に、“お預け”というものがある。
これは、他に手段がないときにのみ行う、仕置きの中で最もきついものだ。


私は、時に、自らに課すことがある。
自分で自分が許せないとき、自らの行為が他人に許されないと判断したとき、行う。
私は困ったほど我が儘で傲慢な人間だが、それでも、いや、それだから、自らを許せないことが多々ある。
自分に甘い私が同じ行為を繰り返さぬようにする為には、強い罰を与えねばならない。
それが“お預け”だ。