『青いベンチ』サスケ

この声が枯れるくらいに 君に好きと言えばよかった
会いたくて仕方なかった どこにいても何をしてても
この声が枯れるくらいに 君に好きと言えばよかった
もう二度と戻らない恋 痛みだけがちょっと動いた


状況は違うのかもしれません。
僕は好きと告げていました。
何度も、何度も、会う度に。
でも、相手に届くくらいには告げていなかった。
僕の言葉は相手の心に届いていなくて…。
「好きです」
何度も、何度も……もう、言えない。
もう、相手の耳にさえ届きはしない。
届けたりはしない。
貴方に、もう僕を感じさせない。
だから、お願いだよ。
僕の心よ、あの人を思い出したりしないで。
あの人を記憶から呼んでこないで…。