『スーパービックリマン』

先日、カラオケに行って“新ビックリマン”という曲を見つけたんです。
帰ってから、懐かしい本を読み返すきっかけになりました。


僕が幼稚園か、もっと以前かに“ビックリマンシール”ブームが起きたんですね。
これは、チョコウェハースと一緒にシールが入っているお菓子があって、子供たちは、ウェハースはどうでもよく、シール目当てに買い集める、というもの。
食べられていないウェハースがごみとして捨てられて社会問題にもなりましたね。
・・そんなことは、どうでもよくて。
シールに興味のない僕でも、ビックリマンは知っていたんです。
ビックリマンはアニメもシリーズ化していました。
僕がやっとビックリマンに興味を持ったのは、ブームが治まりかけた頃、小学校に入ったくらいじゃなかったかな?
アニメはシリーズ何作目か『スーパービックリマン』放送中でした。
たまたまTVをつけている時に、このスーパービックリマンがやっていて、はまったんですね。
それまでのビックリマンは二頭身キャラクターだったのですが、スーパービックリマンは5〜6頭身くらい。
主人公も繊細で、泣き虫で、仲間に助けられてばかりで、という人間味を感じるキャラクターだったのを覚えています。


あの頃からかな、僕が人前で泣くのを恥ずかしく思い出したのは・・。
その話を観て、共感すればするほど、泣けなくなって。
話の主人公は泣きながらも急激なスピードで成長していく。
僕は、泣くだけで成長しない。
ただ泣くだけ、というのが恥ずかしかったんですね。
あれから10年以上経つけれど、僕、成長してますか?