小川とゆかいな斎藤たち

小川とゆかいな斎藤たち(1) (講談社コミックスなかよし)

無性に少女マンガが読みたい時ってないですか？
私はある。
普段は少年漫画しか見なくて、というか少女マンガ売ってる所に行くのが恥ずかしくて縁がないけれど、無性に読みたい時がある。
そんな時は通販で買ってしまうか、恥を忍んで少女マンガ置き場へ入るかする。
もちろん、めちゃくちゃ迷ってから(不審人物に見えていることだろうな)。
で、この間も買ってきた。
もうすっごい恥ずかしかった。
夏休みってことも手伝って、小さな女の子がこっち見てたし・・・。
ええと、その時買ってきた本が上のものです。
話も絵もオーソドックス。
たぶん小学生向け？
でも面白かったです。
キャラが濃いって素晴らしい。

『小川とゆかいな斎藤たち』二条による(偏った)解説
登場人物
★小川さん(仲間内の愛称はなし)
　　主人公の女の子。典型的ないじめられっ子で天然。
　　萌え〜なポイントが有り過ぎるめちゃくちゃかわいいキャラクター。
★大喜先輩(愛称：おおよろこび先輩)
　　フルネーム：斎藤大喜(だいき)
　　金髪ヤンキーなナルシスト。歩く校則違反。
　　小川さんにのみ笑顔を向ける短気バカキャラだが、感情豊かで楽しいキャラクター。
★仲良くん(愛称はなし)
　　フルネーム：斎藤仲良(なかよし)
　　長身無口な怪力くん。笑顔がオカルト映画。
　　他２人を放っておいて小川さんを独占しようと試みたり、結構考えてる(?)キャラクター。
★保茂(愛称：ホモくん)
　　フルネーム：斎藤保茂(やすしげ)
　　白衣悪魔のメガネっ子。試験管は常備(というか常時手持ち)。
　　小川さんのマイナスイオンに癒されつつ三角フラスコジュースを飲む頭脳明晰嫌味キャラクター。
ストーリー
「友達いなさそうな人ランキング」で同率１位を獲得してしまった小川さんと“恐怖の斎藤三人衆”。
偶然転んだ小川さん。
転んだはずみに斎藤たちに膝カックンやらズボン引き下ろしやらをしてしまい、恐ろしさで失神してしまう。
目覚めた保健室で３人に囲まれ再び意識が飛びそうになるが、何故か「お友達」になることを決められてしまう。
恐怖の斎藤たちがバックにつくことで表立ってイジメられることはなくなった小川だが・・？
不器用ながらも小川さんを守ろうとする斎藤たちのドタバタ振りや、問題児斎藤たちの良さを周りに知ってもらおうと奮闘する小川さんの可愛さが面白い作品。
かわいいキャラクターが好きなら買って損はないかも。